今回は
先人から受け継がれる日本人の神仏に対する想い
日本の信仰についてのお話です😊
【日本の信仰】
🔹神祇信仰・神道
教典や具体的な教えを持たない
“自然や自然現象”
“祖霊”
を崇拝する民族信仰のこと(八百万の神々信仰)
神祇信仰は日本太古からの信仰で
私達日本人の「基」を成しています。
現在、神社本庁が包括する全国の神社数は
約8万⛩ほどあります。
その後、太古からの神祇信仰に加えて
538年に大陸から大乗仏教が公伝されたことを
きっかけにして
多くの仏教の教え(宗派)が入ってきます。
そして時の経過と共に形を変えながら
「日本の仏教」として根付き
そこから私達は
「神道=神様」と「仏教=仏様」
と共に歩むことになりました。
私達日本人にしてみると、このことは
ごく当たり前の普通のことのように思いますが
これはイスラム教・キリスト教・ユダヤ教などの
特定の「一神」のみを崇拝する「一神教」の考え
と大きく異なる部分です。
万物に神が宿る「八百万の神々」という考えを
持つ日本人だからこそ
今日まで数多の神仏と共に歩むことが出来たのだ
と思います😊✨
そんな私達の暮らしを考えると
人生の節目には
子供が生まれたら神社でお宮参りをし
七五三詣でをし
結婚式は神社や教会で挙げ
お葬式や故人の供養は寺院で執り行います。
神仏を信じる信じない、ということに関わらず
日本人はそのようにして生きている…
ということですね😌✨
また、毎年新しい年の始まりには
神社仏閣に初詣に行きますし
厄年には厄除けの祈願をしたりしますよね😊
神仏は今も変わらず私たちの暮らしの中に
溶け込んでいて
とても身近な有難い存在であり
それが長い年月が経った今でもずっと変わらずに
続いているのです✨
神祇信仰は日本古来の信仰ですが
その太古の人々は
天や地、太陽や月、火や水、山や岩石、森や樹木
海や川などの自然に対して神を見い出し崇拝していました。
万物に神が宿る…八百万の神々です✨
山や岩石、巨木をご神体とする姿は
今も各地で見ることが出来ますし
神聖な場所を今も禁足地として残している所もあります。
現代の私たちも日々の生活の中で
神を見い出す信仰の深さを引き継いでいます。
それは、神社仏閣の参拝はもとより
家の中の神棚であったり
台所には竈の神様(荒神様)、火の神様
水を神聖なものとする考え(水の神様)に対して
水の出る場所には正月飾りをしたり
トイレには厠(トイレ)の神様
などに表れていますね😌🙏
その他にも
祖霊(ご先祖様)を敬い大切にする想いは
家の中に仏壇を設けたり、定期的なお墓参り
お彼岸やお盆、年忌などの
先祖供養という考え方からも、うかがえます😊
太古の昔から
あらゆるものに神を見い出してきた日本人。
長い長い歴史の中で
遥か昔からこの日本におわす神々も
海の彼方からきた神仏も
同じように信仰してきた日本人。
万物に神が宿る「八百万の神々」という信仰心を
今日まで変わることなく持ち続けてきた日本人。
祖霊(先人・先祖)を大切にしてきた日本人。
「日本という国②」でお伝えした
私たち日本・日本人の象徴である天皇も
宮中祭祀を通して
神々に日々の感謝とこの国の弥栄と世界平和を
お祈りして下さっています✨
神仏は、そんな「日本国」と「日本人」を
今日まで守り導いて下さっています🙏✨
これからの新しい時代は
私達日本人が「神の世」を現す…
「神と共に生きる世」
「神の教えを基に生きる世」
「日本」が目覚める時
=私達「日本人」が目覚める時
そんな「日本」になりそうです。
※個人的見解です😉
そして「日本という国①」でお伝えした
「世界の中心」となって世界を牽引する…
ということに繋がるのかも知れませんね😊
数多の神仏と共にある国…
神の世を現す国…
それが日本であり
まさに「神の国✨」なのだと思います😌🙏
(続きます)